『神々の狂想曲』 <第二章 日常の狭間に>
エピローグ
それぞれ動き出した運命を担う人々。
そして変わっていく事―
少年が選択する。
ただそれだけで変わってしまう未来、人々、思想――
「さて、今回は上手くいくかねぇ」
真っ白な少年、白は笑った。
その後ろには青い青年、そして緑のうねる髪を三つ編みにした女性。
「さあ?でも上手くいかないとね?」
緑の女性が笑う。
「我らの影のために、何としてでも死に導く」
青の青年が冷淡に言う。
少年の選択により動き出した人々。
死にいざなう道。
すべての思考はからみつき、
新たなる選択肢を生みだし、
そして、最後の選択は刻々と迫ってくる―――
<第二章 日常の狭間に> 完
<第三章 過去>に続く
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